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kller

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cbr

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rts

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2014年1月9日木曜日

僕が電話をかけている場所








窓の外からこの土地にお別れ


遠く離れていく街








マウントレーニアが見えてきた


富士山みたい


広大なこのアメリカの大地を見るのは圧巻だ















今回のフライトはバンクーバーからロスへ向かうのだけども
入国がカナダ域、つまりバンクーバーでの検査場で出国、入国が行われた。
ん?
カナダはアメリカなのか?って感じ。

半日のトランジットでバゲッジスルーと聞いていた。
これも情報が曖昧でカナダ入国時は本当なの?って
ベルトに皆の荷物が流れきるまで待ってからのスタートだった。
結果荷物は出てこなかったのでしっかりスルーされたのだろう。

と信じる。

そう、カナダからアメリカの荷物の検査はされない。
そのままスルーでされたようだ。
それも次の空港で自分の荷物を手にするまではわからないのだけれども。


バンクーバーのダウンタウンで遊びすぎた僕は
ギリギリの時間に空港に戻ってくる

少し余裕を持って行動したものの
初めての街の景色での色々な誘惑や
初めての街の交通アクセスに多少ながらも戸惑っていたからだろう。

 フライトまでの時間もゆっくり過ぎていく

カナダの出国を済ませ、アメリカの入国を行う。

7年ぶりのアメリカ、ロスに至っては9年ぶりだった。

検査場は空いていた。
時間がないので少し急いでイミグレカードを書いて並ぶ
思ったより人は少なかったが多少はいたのでこの時僕は少し焦っていた。

前の方ではかなり時間がかかっている人もいる
別室行きの人もいた

カナダは出れたもののバンクーバーでのアメリカ入国審査で
僕もつまずくことになる。

僕の番が来た。

ロス行きを審査官に伝える

どこへ、なにを、

なぜ、

パスポートをじっくり見ながらeチケットを要求してくる
ゆっくり眺めながら時々こちらをガンつけてくる
何度も聞かれながら無愛想な態度に自分もキャラ作りしたり、

 ESTAを日本で済ませていたことを聞かれ、
その通りだと応えるともう一度パスを見てポイッと投げられた

 こっちの別室へこいと言われゲートを開かれた

少しずつフライトの時間が迫っていたのだが、徐々に焦り始めた
中には何人かが検査官の質問を受け、また何人かはその順番を待っている。

あと一時間でフライト

10分後僕は一度呼び出され、
10分待たされたことによるイライラと焦りを抑えながら
監査官のところへ向かっていった。

焦りのない顔をしながら僕はまるで旅のビギナーのようなキャラを
どこか頭の片隅で描きながら演じていた。

早く通してくれ。w




「久しぶりのアメリカだが、何しにだ。」

また同じ質問だ

「ロスへ行って何をする、どこへ泊まる、何日だ 」

僕は中ランクくらいの適当なロスのホテルをピックアップしそこに泊まって
次の日にベガスへ車で行くと伝えた

「帰りはいつだ?そのあとどこへ行く?」

ベガスに3日ほど泊まったたらアメリカを出るよというと
 ふん、と行った顔をしながら彼の顔色が変わった。

時間は過ぎている。
実はフライトまであと40分だった。

eチケットを眺めていた彼は、
「お前キューバに行くのか?ちょっとこっちへ来い」

しまった!
嫌な予感がよぎる。キューバの単語で周りの空気も少し変わった。
10分後カタコトの日本語を話す若い白人が来た。

キューバへは何しに行くのか、友人はいるのかを訪ねてきた
アメリカを経由する理由も聞いていた。

彼は丁寧に聞いてきたのでベガスでは兄の結婚式があること
カナダにアウトしたあとせっかくの久しぶりの旅行だからキューバに行くと伝えた。

それからまたちょっと待ってと言われ先ほど検査員がまた来て、二人で相談している
カウンターにあるモニタを覗き、多分再度ESTAを確認しているのだろう。

 検査員が口を開いた。

「お前いくら持ってる?」
 一瞬質問に違和感を感じながら冷静に自分の中で噛み砕き、
僕は答えた。

最後に検査員が僕にしてきた質問はこれだった。

フライトまで25分。

僕はゲートを開けてもらい、再び空港の中へ入り出発ロビーへ行くよう促された。


後ろを振り返ると無表情でGood Luckと言われた。





最後に所持金を質問された際、
その直前にベガスに行くことを検査官が見つけていたので
だからこその質問を僕にしてきたんだろう。

要はこうだ

お前はいくら持って
ベガスに行って金を落としてくるんだ?ってな具合だ。

彼がここに書け、とテーブルに出した紙に僕は4000ドルと書いた。

しかし実際は500ドルしか
この旅に持っていなかった

正直に伝えていたら

僕は咄嗟に判断した。


彼はその時だけ表情が試すような顔をしていた。



ロビーは人で溢れている。



後ろを振り返るとすぐ僕は
ゲートまで向かった。






1960年アメリカとキューバの経済制裁関係は、2013年56年ぶりに一部解除された。

これは僕がこれから訪れる後の話だけれどもきっと何かのタイミングを生んだと思う。


近年のカストロの退任、
長くはない彼の命

2011年から独立以来の社会主義体制から新しく個人営業を認めたキューバ

これは後々ここにも書くのだが、
これも全て何かのタイミングで
僕はきっと社会主義が死ぬ前であり、混沌とした面白い時にあの国行ったと思う。




ロス行きのゲートは割と近く
人も多くいた。たぶん満席だ。


ちょうど並び始めていた列を見ながら僕は最後に並んだ。



もし乗れなかったら
いやどうにかなる

色んな思いが混じりながら
ワクワクが凄かった

滅法汗をかいていて心臓はまだ早いけど




とりあえずロスには夜に着く

LAXからサンタモニカまでのバスと
到着時間を弱いWifiで調べながら
ミハルにメールで伝える
届いてるかな
そしてすぐそこの乗機を待つ






出発15分前






































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