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withoutrecord

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rain

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kller

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cbr

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rts

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2014年10月24日金曜日

描いたものと見えたもの




新しい朝は天気が良かったです



朝起きて下に降りると家主とダイエが寝てました

僕が寝ていたベッドは彼女が使っていたんだと思います

エアコンも効きが良くぐっすり休めました



写真は、ハバナの病院か看護学校だったかな?
ゲバラの絵が印象的。
彼は革命家以前は医大生としてもモーターサイクルズダイアリー読んだ事ある人はわかると思うけどその知識を旅の途中で生かし、そして無力さに気づき大きな革命への意思と力になりました。

革命後のキューバでも彼の知識は役立ったはず。
日本に訪れた際は革命家として医師として広島に来た事も有名で。

そんな思いに馳せながら彼の絵は印象的でした、

今日は起きてダミアンの家に向かうことに昨日約束していたので
約束の時間までフラフラ新市街を練り歩きました。

キューバの国立競技場。



ハバナ大学



大学近くの国道。
分かりやすいけど遠かったような。





引き続き英語、日本語を話せるカサの主人を求めた



行く行く道は、崩れた建物が



キューバの車達




ダミアンと合流して
キューバ映画の資料館へ





五分で飽きる空間










ずらり



キューバの映画ポスター圧巻の天井までも。





色使いも独特。



パンフレット達






キューバの未来はどこへ。

2014年10月21日火曜日

届かない光




キューバの至る所にはステンシルやグラフィティが見られる。

グラフィティは質の悪い物が多いが
ステンシルはシンプルなものには中々独特な作品があってかなり写真を残してみた。

物資の少ないキューバ
情報規制のされたキューバでもヒップホップの種は蒔かれて根付いている。

ダミアンの話によるとキューバのヒップホップはかなりダーティな感じでパーティの存在までは分からなかったが集まりがあるらしい。

しかし絶対行っちゃ駄目だと言う事だった。

新市街の外れや暗い建物の影には良く作品が見られた。
何も壁画はヒップホップがスタートではない、個人の思想やメッセージ、
政治的にも壁画は歴史上使われて来たし、古代文明から人間の伝達の手段や欲求として遺されている。



この日は革命広場から歩いて旧市街の方まで戻って来た時には、もう既に遅かった。
腹が減ったので何か食べようと持ちかけたらダミアンがウチでなんか食う?みたいな事を言ってきたが、ふと目にやったレストランを見て、ダミアンが気にしたのか今日はここだ!お思い切った。

キューバスタイルなハンバーガーは、
味は受け入れるしかない。

そこまで安くないのは前にも話した通り二重通貨制度があるのでしっかりツーリストにはツーリストの支払いがある。


ダミアンの家で飯を食う予定だったが、
ダミアンが気を遣ったのか彼自身が食べたかったのか物凄い勢いでよし!今日はここだ!と言って家族まで呼びだしてここで食べた。

明日夜に飯をご馳走になるということなのでここは僕が支払った。


長い旅のせいかいつの間にかクリスマスツリーが飾られている

資本主義と共産主義の狭間

特に若い層は大きく外の世界を求めている。豊かで溢れた無機質な社会に。


キューバは温かい。不思議な時の経ち方の感じ方に面白く感じていた。


世界はアンバランスとアンバランスでバランスが取れている。


食べ終わるとまだ21時位だったけど、
カサに帰る事にした。
手帳に挟んでいた住所を手にタクシーを捕まえる。
新市街の方で離れているので歩き疲れたのか自然とタクシーを選んでいた。

後はかなり土地勘は掴めたもののキューバは夜になると街灯がなく全くの暗闇になる。
似たような建物が並んでるのでどこの家か全く分からないのも理由だった。

なんとか宿に着くと、イヴォンが出迎えてくれた。
部屋に入ると僕のところへ来て、明日から家族は出かけるんだけど、他のカサに移って欲しいと言ってきた。
マジかよー!?

疲れてるのに荷物まとめてどこに行けばいいんだよ、こんな遅くに。。

てか、一緒に乗っかりで海の方に行けると思っていたのは甘かった。

最初は一泊だけの約束だけど宿は決めた?と言ってきた。
当たり前にないよ、と言うと。
近所の友達の家が大丈夫だからそっち行きなさい、良い?と案内された。

答えはそれしかないならそうするしかなかった。

ささっと荷物をまとめると階段を降りて、曲がり角を曲がった所の家を教えて貰う。

鉄格子を開けて、暗い通路の奥の中の扉も開けるとでっかいおばはんが出てきた。
名前はダイエ。でっかい。
とりあえず値段を交渉して、朝飯もお願いした。

こちらも納得で来たので、イヴォンの家に戻って残りの荷物を片付けたら後で来るよと言った。

最後にイヴォンの家で娘ちゃんと三人で記念撮影。
娘ちゃんはめっちゃ可愛い、夜な夜な彼氏か友達を家に連れて廊下でゲームを遊んでいた。間違えて黒人の友達が部屋に入って来てびっくりすることもあったりお互いびっくりみたいな事も。

クールでシャイなイヴォンの娘ちゃんは友達に何客の部屋開けてんだ!と友達に怒って、僕に笑顔を送って来たりと印象的な笑顔だ。

とりあえずこのカサを出る。
もうなんでもこいだ。





可愛い親子に別れを告げて、
でっかいおばさんダイエの家へ。

二階の部屋に通されて、ベッドが大きいこも、エアコンガンガンに効いてること、多分ダイエがいつも使ってる部屋なんだろう。

彼女は下のリビングで寝るわ、と言い
何かあったら何でも下に言いに来てね!みたいな頼れる人だった。

色々あって時間は0時。

旅の予定や色々思った事を書き留めたり、スペイン語も勉強しなきゃと言う事でベッドで本を手に色々やっていたらいつの間にか寝てしまっていた。






気が付いたら朝だった。

下から朝の家事の音が聴こえる、シャワーな掃除、洗濯機、キッチンの音。

何か懐かしい家の雰囲気を感じていた。


ダイエ、あらおはよう、飯用意するわ!

僕、おはよー、うん、お願いします。シャワー貸して。

新しい朝の景色を窓からみて、
新しい一日に気合いを入れた。




窓の外にはバナナ売り。

キューバの温熱シャワーは、電気の線をシャワーの給湯口に接続している。

これが最初気付かなかったのだが、体がピリピリ感じたり、頭がヒリヒリするからキューバの太陽による日焼けし過ぎ?と思っていたけど漏電だった。

このダイエの家のシャワーはかなり効いた。

石鹸とタオルのアメニティがあって大変助かるが。