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2013年7月25日木曜日

Welcome to the Cruel World
















Home Sweet Home。










中々人生で強く縁をお互いに感じる相手はいないと思う。

僕は変なブラジル人と10年前に出会った。

働かない
音楽が好き


旅の先々で彼も暮らしていたり。












ペドロは僕のサルサの師匠。
ペドロはラテンアメリカの血を教えてくれる。
ペドロは馬鹿でむかつくけど誰よりも優しい。


ペドロは大きいことを言う。
ペドロは知ったかぶりをする。
時々可愛い嘘をつく。
ペドロは話が面白くなくてむかつく。
ペドロは良い訳がとても下手だ。



そしてペドロはブラジルに帰る。



この店では多くの人がであったし、旅立っていった。
ペドロも俺も多く見てきたから、
彼はきっと寂しいんだろう。
この土地が冷たいのは冬だけじゃない。
新たな幸せと、道を見つけたら忘れていくもの。


それでもラテンの匂いと愛嬌を
この土地に振りまいたのは本当に大きいと思う。


「みんなに会いたいなぁ、
あのころが楽しかったよ、
なあまたパーティーやろうよ。
俺たちは踊りと音楽で出会って集まったよな。
楽しかったなあ、
また踊りたいよ。
パーティーしたいよ。
Sshintarawとあの海でまた会ったのはびっくりしたんだよぉ。」


そう言ってくれるのが僕は嬉しい。



俺も同じだから。






僕はある時を境に彼と会わなくなった。
店に行くのをやめた。

仕事をさぼってそんな素敵な出会いの場を
ないがしろにする。

みるみる休みが増えて、営業時間は早くなった。

調子に乗ったペドロと喧嘩をした。

予想通り客はそれから伸びなかった。
彼は悩んだ。

時々顔を出す程度。


昨日行ったら、
彼は「また朝五時までやるよ。」
と言った。

「これが最後だからここで会ったみんなと会えるように。」








































と言いつつまたあとで顔を出すといった
僕の携帯には、
「ゴメンヤパキョウハ3ジデヤメルチャ。」


これだからラテンはたまらない。






















美しくも静かなTHE THREE OF USで始まる旅。

そして、
それぞれ













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